



種類:ギターシンセ
アダプター:9Vセンターマイナス
電池駆動:-
コントロール:Level、Reso、Cutoff/Rate、Rate、Wave Shape/Select、Detune/Blend、Envelope/VCF ON、LFO Shape/LFO ON、SW MODE、Threshold、Sustain
Parasit Studio / The Multiwave Mega Guitar Synthesizer
パラジットスタジオ / ザ マルチウェーブ メガ ギターシンセサイザー
Parasit Studio The Multiwave Mega Guitar Synthesizerは、アナログレゾナントローパスフィルターを備えた、モノフォニックのウェーブテーブルベースのギターシンセサイザーです。
100%オリジナルデザインで8ヶ月かけて開発し、完成しました。
●主な機能
・ブレンドやデチューンが可能で、多彩な波形を持つ2つのオシレーター
・ギターインプットまたはLFOからコントロールできるエンベロープコントロールのレゾナントローパスフィルター
・様々な波形を持つLFOにより、振幅や周波数をモジュレート
・ギターインプットからトリガーできるサステインモード(ドローンモード)
・OLEDオシロスコープ搭載
●多彩な波形とオシレーター
Multiwave Megaには2つのメインオシレーターを搭載し、これらの波形を組み合わせることができます。常時使用するプライマリオシレーターに加え、ブレンドすることのできるセカンダリオシレーターも個別に波形を設定できます。
また、プライマリオシレーターにはデチューンをかけることで、モノフォニックシンセながら和音やフェイザーをかけたような音色を作ることもできます。
●ローパスフィルター
Multiwave Megaのレゾナントローパスフィルター(VCF)は、ギターのシグナルをトリガーとしたエンベロープフィルターとして、またはLFOを用いたオートフィルターとして使用することができます。
●LFO
さらに、シグナルの音量や周波数などにも影響するLFOを設定することができます。このLFOにもランダムを含む複数の波形を選択することができます。
●サステインモード
アナログサンプル/ホールド回路を用いた2つのサステインモードを搭載します。サステインモードはフットスイッチでON/OFFすることができます。
フットスイッチを踏んだときの音がそのまま永続するHOLDモードと、ギターシグナルが入力されるたびに永続する音が変わるENV TRIGモードを切り替えることができます。
●技術的な解説
Multiwave Megaはアナログとデジタルのハイブリッド回路です。アナログ回路はプリアンプ、サンプル/ホールド、レゾナントローパスフィルターがあります。デジタル回路はオシレーター、フィルターの制御、LFO、ボタン処理を行うマイクロコントローラーとなります。
CMOSベースのプリアンプステージでギターシグナルをスクエアウェーブに変換し、フェイズロックループとバイナリカウンターによって周波数を64倍にします。これはマイクロコントローラーが過剰な動作をしないようにするためです。外部インタラプトにより波形アレイを循環させます。
オシレーターはウェーブテーブルベースで、すべての波形は単一のPWMデューティサイクルの数値配列として保存されます。
オシレータとLFO解像度は6ビット(64ステップ)、エンベロープは7ビット(128ステップ)です。
様々な波形を作るためにマイクロコントローラーに保存された35種類のウェーブテーブル(および各デチューン用の1種類)、エンベロープとLFO用のウェーブテーブルを使用しています。
Parasit Studio The Multiwave Mega Guitar SynthesizerはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動します。消費電流は56mAです。電池はお使いになれません。
【Parasit Studio】
Parasit Studioはスウェーデン、ウメオのハードコア/パンクシーンで20年以上にわたりギターとドラムをプレイしてきたFredrik Lyxzenによるレコーディングスタジオ/エフェクターブランドです。現在でも現役のプレイヤーとして活動しています。
2001年にパンク、ハードコア、ストーナーロックやその他オルタナティブミュージックのためのプロフェッショナルスタジオとしてオープンし、現在ではオリジナル回路のエフェクターの制作も行っています。
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