BJFE / Emerald Green Distortion Machine
ビージェイエフイー / エメラルドグリーンディストーションマシーン
BJFE Emerald Green Distortion Machine(EGDM)は、エレキギターと、クリーン~クランチに設定されたアンプに最適なディストーション/ブーストペダルです。
EGDMは、特に有名な英国製のコンボチューブアンプのトップブーストチャンネルの持つコンプレッションを作るために設計されました。特に歪の深さ、コンプレッションのフィールの再現に重点を置いています。
ハイインプットレベルでの軽い“ダッキング”効果をも再現し、さらに音の特性を作る特定のEQカーブも備えています。
EGDMのサウンドはトップエンドに輝きを持つダイナミックなオーバードライブ~ディストーションです。ブリティッシュレーシンググリーンカラーの筐体からも分かるとおり、イングランド製のヴィンテージクラスAチューブアンプをトップブーストさせた時のトーンです。
クリーンのトランジスタアンプやチューブアンプでその音を作るためのエフェクトとしてはもちろん、同系のサウンドを持つアンプをブーストするにも最適なペダルです。
DISTノブは歪みの強さとサステインとハーモニクスの出方を調整します。11時あたりから設定を始めてみてください。
VOICEノブは歪みのかかる周波数帯の広さを調整します。反時計回りに回せばロー~ローミッドあたりが強くなり、時計回りに回すにつれ、ソフトなアウトプットとなります。このノブのフラットな設定は、DISTノブの設定により変わります。反時計回りに回すと低域のレスポンスも向上します。そのため、ペダル全体のレスポンスの強さを調整するために使うことを目的として設置しています。
また、VOICEノブとDISTノブをほぼ反時計回りに回し切ると、ブースターとして使うことができます。VOICEノブを回せば、同方向にDIST、ノブを回すことで、全体のフィールとバランスの良いサウンドとなることを知っておいてください。そして、VOICEとDISTノブを反時計回りに回せば、VOLノブを時計回りに設定し、逆の場合は逆に設定することを推奨します。このルールを覚えると、EGDMでの音作りがやりやすくなります。
また、ペダルボードに複数の歪み系ペダルがある場合、先頭にEGDMを接続することで、EGDMや他のドライブペダルが最良のパフォーマンスを発揮する傾向があります。
VOLノブはエフェクトON/OFFでの音量のバランスを調整します。はじめは12時あたりに設定し、そこから音色を調整します。
EGDMは、ギターピックアップに合わせた高いインプットインピーダンスを持ち、ギターのヴォリュームコントロールで歪みの強さを調整できます。アウトプットはギターアンプや多くのエフェクター、テープエコーに合わせて設定されています。
EGDMは6F22 9Vバッテリー、またはスタンダードな2.1mmバレルタイプのセンターマイナスDC9Vアダプターで動作します。消費電流は約3mA(エフェクトOFF時は2mA)です。バッテリーライフは約36時間程度です。音色がこもり、またLEDが暗くなった時は電池を交換するか、接続しているアダプターを確認してみてください。
また、EGDMは内部にトリムポットがあります。このトリムポットはTrebleコントロールです。ご使用のアンプに合わせ、1度設定すればあとは動かす必要が無いため、ノブではなくトリムポットとして設置しました。
・Specifications
Z in at 1kHz:app. 500K
Pout 1kHz in 50k:app. 0uW35 RMS
Max load:app. 10K
Max output:1V peak
Max current consumption:3mA at 10V
Upper freq.-3dB:app. 10KHz
Max gain at 1KHz:app. 60 dB
Max inputsignal:3V peak
Suppl. Voltage range:7V5-18V
Power requirements:6F22 9V battery or DC eliminator 2,1 mm plug center negative and positive sleeve
【BJFE】
今や伝説のエフェクトビルダー、Bjorn Juhlの制作するエフェクトは、そのサウンドから多くのプレイヤーを驚かせてきました。
独自の回路から生み出されるそのサウンドはそれまでのエフェクターの概念を覆し、世界中から今も高く支持され続けています。