種類:ディストーション、フェイザー、ビットクラッシャー、リングモジュレーター
アダプター:9-18Vセンターマイナス
電池駆動:-
コントロール:DISTORT、DUAL、BITTERS、MIX、PROGRAM
Catalinbread / Bitters
カタリンブレッド / ビッターズ
2004年、Alesis社はDJやデスクトップミュージシャン向けのエフェクトシリーズを発売しました。このシリーズはModFXと呼ばれ、基本的に定番のエフェクトを特徴としていましたが、7番目のエフェクトは独自の存在でした。Bitrmanと呼ばれています。
Catalinbread Bittersは、その狂気の回路をもとに、より扱いやすいバージョンです。サウンドスケープの最も暗い部分を占めるBittersは、豊かで扱いやすいエフェクトを作ることも、シグナルをデジタルの混沌にすることもできます。
Bittersはギター、ベースだけでなくシンセ、ドラムマシン、DAWでも機能します。オリジナルにはなかったMixコントロールも備えています。
基本的にBittersはマルチエフェクトデバイスを強化したもので、ディストーションとフェイザー用の独立したノブとユーザーが選択できるプログラムを備えています。このプログラムにはデシメーター、ビットクラッシャー、周波数変調、リングモジュレーターのいずれかになります。ディストーション、フェイザーと4種類の“Bitters”エフェクトは直列で接続されていますが、順序を逆にして“Bitters”を先頭に接続することもできます。
●コントロール
・DISTORT:ノブを上げるとゲインが上がる、倍音豊かなデジタルディストーションです。最小にするとディストーション回路はバイパスされます。
・MIX:“Bitters”エフェクトとドライシグナルをブレンドします。最小でドライのみ、最大でウェットのみとなります。
・BITTERS:このノブはPROGRAMノブで選択される機能に依存します。最小にするとBITTERSエフェクトをバイパスします。
・DUAL:深い正弦波のフェイズシフターの速度が上がります。ゆっくりとした甘い音色からフェイザーの限界を超えるような超高速20Hzまで調整できます。最小にすると0Hzとなり、フェイザーがバイパスされます。
・PROGRAM:Bittersエフェクトを選択します。4種類のエフェクトを選択しますが、全て2回ずつ表記されています。これはBittersエフェクトの接続位置を意味します。例えば>>BITの場合、ディストーション、フェイザー、ビットクラッシャーの順に接続されます。RING>>の場合、リングモジュレーター、フェイザー、ディストーションの順に接続されます。
DEC:デシメーターエフェクト。これはサンプルレートを削減するエフェクトです。エフェクトネームはオリジナルモデルに由来します。インプットシグナルのサンプルレートを下げることでナイキストエリアシング(デジタル特有のノイズ)が発生します。
BIT:ビットクラッシャーエフェクトです。インプットシグナルの忠実度を1ビットまで下げてデジタルデストラクションを実現します。ノイズも発生しますので、ノイズゲートを通してノイズが抑制されています。
FM:周波数変調です。ピッチヴィブラートとも呼ばれます。MIXと組み合わせることでコーラスエフェクトを作ったり、シグナルを破壊するようなサウンドを作ることができます。
RING:リングモジュレーターです。宇宙のノイズのように聞こえますが、控えめなリングモジュレーターは高速トレモロです。これによりインプットシグナルとキャリア周波数を基準として新しい周波数が加わります。
●電源
BittersはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動します。電池はお使いになれません。
【Catalinbread】
Catalinbread(カタリンブレッド)はアメリカ、オレゴン州ポートランドで様々なエフェクターを製作しています。
Catalinbreadでは、様々なヴィンテージ機材、そして数々のアーティストの「音」そのものを研究し、そこにどんな機材が使われ、どんなプレイやセッティングだったのかを徹底的に分析しています。
その過程を経て作られるCatalinbreadのエフェクトペダルを使うと、最良の状態を保った伝説の機材が足下に甦ったかのような音色を作ります。
さぁ、次はあなたが次の伝説を作り上げる番です。