種類:リバーブ
アダプター:9-18Vセンターマイナス
電池駆動:-
コントロール:lag、gate、verb、mix、pre
Catalinbread / CBX Gated Reverb
カタリンブレッド / シービーエックスゲーテッドリバーブ
Catalinbread CBX Gated Reverbは、80年代にフィル・コリンズとブルース・スプリングスティーンによって普及した“ゲートリバーブ”として知られるクラシックなスタジオトリックをコントロールすることができます。かつてのゲートリバーブは、コンソールのプリアンプからノイズゲートにフィードバックされるSSLミキシングコンソールによるトークバックマイクチャンネルから生まれました。
ゲートリバーブは、デジタルリバーブとノイズゲートを組み合わせて作られる効果で、1970年代に生まれ、80年代、フィル・コリンズによって普及しました。
Solid State Logic SL4000ミキシングコンソールのトークバックマイクチャンネルとAMS RMX16デジタルリバーブが偶然組み合わさったことによる効果でした。
仕組みは単純です。シグナルレベルが一定を下回ると、リバーブテールがカットされます。
CBX Gated Reverbには、オーバードライブできるプリアンプ、リバーブラグタイムやブレンドを調整できるコントロールにより、常時ONにしながら華やかで美しいリバーブを実現しました。
●コントロール
・lag:元の演奏とゲートが動くまでの時間を調整します。ノブの下半分はピッキングアタックを調整するように使うことができ、上半分はスラップバックエコーのような音色を作ります。“ゲートのプリディレイ”のように考えると分かりやすいです。
・gate:ゲートの感度を調整します。低くするとゲートを最小限に、リバーブを長くすることができます。ハイゲインシグナルを使う場合や繊細な動作を必要とする場合は高く設定します。このノブを最小にするとゲートが回路からスルーされます。
・mix:ドライとウェットのミックスバランスです。最小にするとプリアンプを通ったドライシグナルのみとなり、最大にするとリバーブのみの音になります。
・verb:リバーブの長さを調整します。これはゲートと関係なく、リバーブ自体の長さを調整するものです。低くするとマイルドなリバーブに、高くすると倍音豊かなリバーブになります。
・pre:プリアンプレベルの調整です。
・内部スイッチ:トゥルーバイパスとバッファードバイパスを切り替えます。バッファードバイパス時はトレイルがONになります。
●スペック
・電源:9-18VDCセンターマイナス
・消費電流:100mA
18Vで動作させるとヘッドルームが広くなります。電池はお使いになれません。
【Catalinbread】
Catalinbread(カタリンブレッド)はアメリカ、オレゴン州ポートランドで様々なエフェクターを製作しています。
Catalinbreadでは、様々なヴィンテージ機材、そして数々のアーティストの「音」そのものを研究し、そこにどんな機材が使われ、どんなプレイやセッティングだったのかを徹底的に分析しています。
その過程を経て作られるCatalinbreadのエフェクトペダルを使うと、最良の状態を保った伝説の機材が足下に甦ったかのような音色を作ります。
さぁ、次はあなたが次の伝説を作り上げる番です。