アダプター:センターマイナスDC9-18V
電池駆動:--
コントロール:FREQ/ATTACK、DEPTH/SENS/FREQ2、FDBK、MIX、LFO
Catalinbread / Many Worlds
カタリンブレッド / メニーワールズ
Catalinbread Many Worldsは、6タイプのLFO波形と2タイプのエンベロープ、合計8タイプのフェイスコントロールが可能な8ステージフェイザーです。
Many Worldsはクラシカルなフェイザーサウンドを作ることができるのはもちろん、さらに多面的なサウンドを持つ世界へと誘います。
異世界のようなユニークなトーンを作ることもできます。Many Worldsには6種類のLFO波形と2タイプのエンベロープによる8タイプのフェイズシフトを選択できます。
Many Worldsのアイディアはフェイザープロジェクトで様々なLFOシェイプを実験していたときに始まりました。最初はクラシックなオレンジ色のフェイザーのコアからスタートし、機能を追加していきました。LFOのフレームワークは、あるLFOを別のLFOで変調する実験へと発展し、その多面的な世界からMany Worldsと名付けられました。量子力学におけるMany Worldsの解釈は独立した波動関数により構築された量子状態の重ね合わせによる量子波動関数の崩壊についての理論で、それを由来としています。
●コントロール
FREQ/ATTACK:LFO周波数を調整します。エンベロープモードではATTACKコントロールとなり、エンベロープアルゴリズムのローパスフィルター周波数を調整します。
MIX:ドライ・ウェットのバランスを調整します。
DEPTH/SENS/FREQ2:DEPTHコントロールはLFOの深さを調整します。2つのLFOを使用するバトルモードではFREQ2となり、2つ目のLFOスピードを調整します。エンベロープモードではSENSコントロールとなり、エンベロープの応答性を調整します。
FDBK:内部フィードバックを調整し、フェイザーのかかりをコントロールします。
LFO:エフェクトモードを選択します。
・SINE:最もスムースでクリーンなトーンを作るサインウェーブです。
・SQUARE:スクエアウェーブでは奇数倍音が加わり、高域の倍音がトライアングルウェーブより抑えられます。サウンドはサインウェーブより立地なトーンとなります。
・TRIANGLE:奇数倍音で校正され、サインとスクエアウェーブの中間的なトーンとなります。スクエアウェーブよりクリアで、サインウェーブほどスムースではないサウンドです。
・SAW:最も倍音成分が豊かなトーンです。ゆっくりと音が立ち上がり、素早く下がります。
・REVERE SAW:SAWに似ていますが、素早く立ち上がってゆっくりと下がるサウンドです。
・BATTLE MODE:2つのサインウェーブ波形を持つLFOが組み合わされ、複雑なフェイズシフトを作ります。
・ENVELOPE UP:ピッキングアタックに応答するフェイザーです。アタックに応答して音が立ち上がります。
・ENVELOPE DOWN:ピッキングアタックに応答するフェイザーです。アタックに応答して音が下がります。
●電源
Many WorldsはスタンダードなセンターマイナスDC9-18Vアダプターで駆動します。消費電流は100mAです。9V電源は素晴らしい音になります。18V電源はさらにヘッドルームが広くなります。電池はご使用になれません。
サイズ(WxDxH):67 x 112 x 52mm (突起含む)
重量:253g
【Catalinbread】
Catalinbread(カタリンブレッド)はアメリカ、オレゴン州ポートランドで様々なエフェクターを製作しています。
Catalinbreadでは、様々なヴィンテージ機材、そして数々のアーティストの「音」そのものを研究し、そこにどんな機材が使われ、どんなプレイやセッティングだったのかを徹底的に分析しています。
その過程を経て作られるCatalinbreadのエフェクトペダルを使うと、最良の状態を保った伝説の機材が足下に甦ったかのような音色を作ります。
さぁ、次はあなたが次の伝説を作り上げる番です。