種類:ファズ
アダプター:9Vセンターマイナス
電池駆動:-
Henretta Engineering / Bluebird Fuzz
ヘンレッタエンジニアリング / ブルーバードファズ
"Bluebird Fuzz"
Bluebird Fuzzは、太く暖かいファズペダルで、ギターサウンドに長いサステインと豊かなハーモニクスを加えることができます。さらに、Bluebird Fuzzはギターのヴォリュームコントロールへのレスポンスが高く、簡単に幅広いゲインの調整をすることができます。
5.0cm×5.0cmの非常に小さな筐体で、ペダルボードにも簡単に納めることができます。
フットスイッチを踏めば、ペダルのON/OFF切替ができます。ON時にはLEDインジケーターが輝きます。OFF時に回路は完全に信号から除去されます(トゥルーバイパス)。
Bluebird Fuzzには、内部にトリマを搭載しています。このトリマは、出力音量を調整するものです。ヘッドルームが十分に確保されているので、アンプをプッシュして使うこともできます。通常、音量を高く設定すれば分厚いファズサウンドが得られ、低く設定すれば鋭い60sスタイルのファズサウンドとなります。ファクトリーセッティングでは、フルアップにしたギターで使った際、ユニティゲインとなるよう設定されていますが、お使いの機材により音量が変わる場合がありますので、環境に合わせてセッティングしてください。
Volumeトリマは、ロットによって大きいタイプと小さいタイプがあります。音色に違いはありませんが、小さいタイプのトリマは反時計回りで音量が大きくなり、大きいタイプのトリマは時計回りで音量が大きくなります。
Specifications
構成:Bluebird Fuzzは、通常LEDがある方を奥に、フットスイッチが手前に来るように設置します。このとき、インプットジャックは右側に、アウトプットジャックが左側になります。DCインプットジャックは左側になります。
電源:Bluebird Fuzzは、スタンダードなセンターマイナスの9VDCアダプタ(EPA-2000推奨)で動作します。電池はお使いになれません。Current Drawは10mAです。
回路:Bluebird Fuzzは、TL072デュアルOpampを採用しています。このパーツはソケットに付けられているので、お好みに合わせてTL072と同じピンの配置を持つ、他のOpampに交換することができます。(Opamp交換に伴う不具合については、保証対象外とさせていただきます。ご了承ください。)
サイズ(WxDxH):60 x 50 x 52mm (突起含む)
重量:111g
【Henretta Engineering】
“Tiny Pedals, big sound!
Henretta Engineeringは、2009年の秋に最初のギターエフェクトペダル、Choad Blasterを販売しました。2011年からは、非常に小さく、表にノブのない“no-knobber”ラインを製作し、好評を博しています。
Henretta Engineeringのペダルは、アメリカでハンドメイドで製作されています。ビルダーのKevin Henrettaは、10代のころからギター機材にこだわりを持ち、数十年間、様々な試行錯誤を繰り返してきました。2008年、Kevinは所有するヴィンテージアンプに合った、素晴らしいディストーションペダルを探し始めます。しかし、求めているレベルのディストーションは見つかりませんでした。ダイナミクスとサステインのトレードオフ、リードではスムーズすぎたり、リズムでは暗すぎたり、逆に明るすぎたりします。そこでKevinは、長年の電子機器のカスタム製作の経験を生かして、エフェクターの製作を開始しました。
そして完成したのがChoad Blasterです。その回路には、ユニークなゲインストラクチャーが組み込まれ、マイルドなオーバードライブからヘヴィなディストーションまで、たった2つのノブで実現してしまったのです。そのノブは、ローエンドからローミッドまでの歪みと、ハイミッドのクランチを調整するものでした。そのペダルを販売してみると大変に好評で、ファズとディストーションの間のペダルとして、また多くの歪み系の中でも特にオープンなサウンドが得られるペダルとして評価されました。
さらにKevinは、より多くのエフェクターのデザインを手がけるようになり、ついに非常に小さな“no-knobber”ラインを完成させました。
Remember that all of the fun and excitement is in the journey.
Rock On!
Kevin Henretta