Hungry Robot Pedals / Karman Line
ハングリーロボットペダルズ / カルマンライン
Hungry Robot Karman Lineは、モジュレーティングジョイスティックディレイ+発振デバイスです。強力にフィルタをかけたローファイディレイと、ヴィニール(レコード盤)からインスパイアされたピッチモジュレーションを加えます。
Karman Lineのリピートはダークで軽く歪みます。このざらついたリピートは、まさにローファイな“音の壁”をリードトーンの背後に作ります。Karman Lineは様々な実験的エフェクトとして設計されていますが、多くの音楽的なセッティングを秘めたペダルです。
Karman Lineのヴィニールライクなピッチモジュレーションは、LFOを使用した光学式アナログ回路で作られます。そのモジュレーションは回転中のレコード盤に触れて回転速度を変えた時のようにピッチが揺らぎます。モジュレーションは軽い設定から強烈なピッチベンドモジュレーションにまで達します。
そしてKarman Lineの大きな特徴といえばジョイスティックです。このジョイスティックは、Karman Lineのディレイチップのディレイタイムとモジュレーションレートを操作し、動かすことで音を“ワープ”させることができます。
中央のSwellフットスイッチと右側のLaunchフットスイッチを使用すると、発振させることができます。どちらも回路をオーバーロードさせて音を発振させます。
中央のSwellフットスイッチは、踏んでいる間だけ動作するモメンタリースイッチです。発振させるとリピートがどんどんラウドになりますが、スイッチを離すことで音量を調整したり、発振を止めることができます。
右側のLaunchフットスイッチは、踏む度にON/OFFを切り替えるラッチスイッチです。ジョイスティックを使用することで発振音をコントロールし、様々な音を作ります。この時O.Mixノブで発振と原音のバランスを調整して音量や音色を設定します。このO.MixノブはLaunchスイッチがON時にのみ有効となり、通常のMixノブを上書きします。
●コントロールノブ
Rpt:ディレイのリピート(フィードバック)を調整します。
Mix:ディレイと原音のバランスを調整します。
Depth:モジュレーションの深さを調整します。
O.Mix:LaunchがON時、ディレイ(発振)と原音のバランスを調整します。
●ジョイスティック
このジョイスティックは、X軸でディレイタイム、Y軸でモジュレーションレートを調整します。ディレイタイムは、内部スイッチによって設定範囲が異なります。Guitar MODEでは最大500ms、Bass MODEでは最大1000ms程度のディレイタイムを設定できます。
モジュレーションスピードは、本体にあるLEDが点滅し、現在の設定を表示できます。
※駆動にはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターをご使用下さい。電池はご使用になれません。
サイズ(WxDxH):126 x 145 x 73mm (突起含む)
重量:558g
【Hungry Robot Pedals】
Hungry Robot Pedalsは、2012年に設立されたハンドメイドエフェクターブランドです。
当初はオリジナル回路の設計に費やし、ハイクオリティなトーンを学び、2014年に本格的にエフェクターブランドとして始動しました。
独創的なデザイン、オリジナリティなサウンドを基本に、多くのラインナップを制作しています。