種類:オーバードライブ
アダプター:9Vセンターマイナス
電池駆動:-
コントロール:OUTPUT、GAIN、LOW、MID、HIGH、GAIN
Matthews Effects / The Architect N.004
マシューズエフェクツ / ジアーキテクトナンバーフォー
Matthews Effects The Architect N.004は、伝説と呼ばれる“Klon”スタイルオーバードライブペダルです。
Matthews Effectsでは、長年にわたりこのスタイルの回路を研究し、独自の解釈を用いて再構築してきました。The Architect N.004は改良を重ねた4世代目となるオーバードライブです。
アクティブ3バンドEQを組み込み、ユニークなオーバードライブトーンを実現。4つのクリッピングモードを切り替えて、様々なギター・アンプの組み合わせで最適なトーンを見つけることができます。
さらにブーストチャンネルを装備。2種類のブーストタイプを選択することができます。
●特徴
・MIDIコントロールに対応
The Architect N.004は3.5mm TRS端子からMIDIシグナルを受信でき、バイパス、クリッピング、ブーストオプションを制御することができます。
・再設計されたEQ
根本から3バンドEQを再設計し、最高の完成度を実現しました。
・接続順
ブーストとオーバードライブの接続順を切り替えることができます。
・クリッピングオプション
シリコンダイオードとD9Eゲルマニウムダイオード、RED LED、JFETを選択できます。
・トゥルーバイパス
ブーストとオーバードライブの両方の回路にトゥルーバイパスを備えています。
・出力アップ
これまでのThe Archtectよりも出力を強化し、ローゲインで動作させても調整が簡単になりました。
・LEDインジケーター
クリッピングモードや回路は個別のスイッチを設けず、現在のモードをLEDカラーで確認できます。
・回路
“Klon”スタイルオーバードライブ:Matthews Effectsでは、単にクローンペダルを作るのではなく、このスタイルのオーバードライブに独自の解釈を組み合わせてきました。The Architect N.004はクローンではなく、新しい音の旅路を楽しむことができます。
ブースト回路は2つあり、それぞれ独立していて切り替えることができます。また、ブースト回路とオーバードライブ回路の接続順を切り替えることもできます。
・クリッピングオプション(LEDカラー)
JFET(紫)
LED(赤)
シリコン(青)
ゲルマニウム(緑)
・ブーストオプション(LEDカラー)
MOSFETブースト(赤):SHOからインスパイア
シリコンブースト(青):LPB-1からインスパイア
●コントロール
OUTPUT:オーバードライブ回路の音量を調整します。
GAIN:オーバードライブの歪みを調整します。
LOW・MID・HIGH:それぞれ低、中、高域のブースト・カットします。
GAIN(BOOST):ブーストレベルを調整します。
●MIDIコントロール
The Architect N.004はMIDIからコントロールすることもできます。
MIDI CC#0:エフェクトON/OFF。値0でバイパス、1でエフェクトON、2でON/OFFを切り替え
MIDI CC#1:クリッピング選択。値0:JFET、1:LED、2:シリコン、3:ゲルマニウム
MIDI CC#2:ブーストON/OFF。値0でバイパス、1でエフェクトON、2でON/OFFを切り替え
MIDI CC#3:ブースト回路選択。値1でシリコン、値2でMOSFET
MIDI CC#4:接続順切り替え。値0でオーバードライブが先、1でブーストが先
MIDI CC#5:MIDIチャンネル設定。0-16の値でチャンネルを設定
MIDI PC#0:オーバードライブON/OFF
MIDI PC#1:ブーストON/OFF
The Architect N.004はスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで動作します。消費電流は120mAです。電池駆動はできません。
サイズ:67.8 mm x 121.1 mm x 39.3 mm (ノブ・フットスイッチを除く)
【Matthews Effects】
Matthews Effectsは、東ワシントンの郊外の小さなガレージメーカーとして始まりました。
そのサウンドは世界で評価を受け、頭角を表し、今では世界的なペダルブランドの1つとなっています。
Matthews Effectsのペダルは、リック・マシューズが設計、制作を行っています。リックは元々シンプルなスイッチャーを制作しており、そこから回路について多くを学びたいと考えていました。
B.Y.O.Cで数々のキットやエフェクトを制作するキースの元で働きながら、自身のペダル回路の構築についての経験を積みました。
そして、リックは全く違う視点からの回路設計を会得し、ペダルのレイアウトについて多くのユニークな視点を身につけ、世界的に支持を受けるエフェクターの設計を体得しました。そして、その経験はさらなる創造の原動力となっています。
Matthews Effectsのペダルアートワークは、Holy City Designのアレックス・ムーアが行っています。