Subdecay Quasar DLX
サブディケイ クエーサーデラックス
世界をコントロールするフェイザー。
Subdecay Quasar DLXは、多くのクラシックなフェイザーと同様、OTAベースの4ステージフェイザーを基本として作られたスムースで美しいサウンドと強力な機能性を持つフェイズシフターです。
アナログフェイザーのサウンドをデジタルコントロールにより大幅に強化しています。例えばLFOシェイプは、クラシックなサインウェーブやトライアングルからランダム、サンプル/ホールド、さらにアーガイル波形までをカバーします。
LFOスピードは3種類の方法でコントロールできます。1つはタップテンポです。そして、デュアルアクション機構を搭載したSPEEDノブ、そしてエクスプレッションペダルです。幅広いスピードレンジに対応し、45秒の超ロングスウィープから約300Hzの超高速スウィープまでを設定できます。
エクスプレッションペダルはスピードコントロールだけでなく、フェイザーのマニュアルスウィープも可能。
COLORノブを動かせばフェイザーのかかりを強調し、最大に設定すれば80年代スタイルのローパスフィルターのようなトーンになります。COLORノブは音量も可変しますが、VOLUMEノブで全体の音量を調整することができます。
●特徴
・8種類のレシオセッティングを設定できるタップテンポ対応フェイザー
・デュアルアクションスピードノブにより、通常の2倍の範囲でノブ設定が可能
・クラシックから個性的なサウンドまで、11種類のLFOシェイプを収録
・エクスプレッションペダルによりモジュレーションスピードやフェイザーのマニュアルスウィープが可能
・VOLUMEコントロールにより音量バランスを調整可能
●コントロール
・TAP/MODEスイッチ:Quasar DLXは4つの動作モードがあります。通常、電源を入れるとマニュアルモードとなり、フェイザーのスピードをSPEEDノブでコントロールします。
EXP INPUT端子にエクスプレッションペダルが接続されていない時、TAP/MODEスイッチをタップするとタップテンポモードとなり、フェイザーのスピードをタップテンポで設定できます。タップテンポモード中、このスイッチを1秒間長押しするとマニュアルモードに戻ります。
EXP INPUT端子にエクスプレッションペダルが接続されている時、このフットスイッチはエクスプレッションペダルに割り当てられるコントロールをフェイザーのスピードとするか、フェイザーのマニュアルスウィープとするかを選択できます。
・SHAPE:フェイザーを制御するLFOの波形を切り替えます。
・SPEED:動作モードにより、操作が変わります。
タップテンポモードでは入力されたタップテンポに対し、フェイザーに設定されるスピードの倍率を設定します。
マニュアルモードでは、このノブでフェイザーのスピードを調整します。この時、ダブルアクションコントロールが有効となります。SPEEDノブを時計回り最大まで回し、そこから戻すことでさらにスピードを高く設定することができます。ダブルアクションの状態を解除するには再度ノブを時計回り最大の位置に設定します。
エクスプレッションペダルが接続されている時、エクスプレッションペダルでフェイザーのスピードをコントロールする設定となっていれば、SPEEDノブでエクスプレッションペダルの動作範囲に対するスピードレンジを設定します。エクスプレッションペダルがマニュアルスウィープとなっている時、このノブは動作しません。
・VOLUME:全体の音量を調整します。
・COLOR:フェイザーのかかりの強さを調整します。
・MANUAL、DEPTH:モジュレーションの中心周波数とフェイザーのかかりの深さを調整します。
●スペック
・インプットインピーダンス:1MΩ
・アウトプットインピーダンス:1KΩ以下
・駆動:DC9~18Vアダプター(電池使用はできません)
・消費電流:65mA以下
【Subdecay】
初めてギターを弾いた時の感覚を覚えていますか?
プラグを差し込むたびに新しい発見があり、常に可能性が広がるのを感じたことでしょう。
今、Subdecayのエフェクターにもその感覚があることでしょう。
ヴィンテージトーン、アナログシンセサイザーや8ビットコンピュータ。それらの音色や考え方こそ、Subdecayペダルの根底に流れるものです。
多くのオーディエンスから熱狂を受けようとするミュージシャンのため、Subdecayは数々のエフェクトをハンドクラフトで制作しています。