種類:ディレイ
アダプター:9Vセンターマイナス
電池駆動:-
コントロール:DRY/WET、WARP、FEEDBACK、TIME
RPS Effects / WARP DRIVE
アールピーエスエフェクツ / ワープドライブ
RPS Effects WARP DRIVEは、Bucket Brigade(バケツリレー)テクノロジーに基づく、すなわちBBDを使用して作られたアナログディレイです。最大900msのディレイタイムで、ヴィンテージディレイペダルの持つ暖かなトーンを作ります。
まるでもうそこには無いのに、夜空を遅れて照らす星のように、楽器のシグナルが止まってもディレイがそれを伸ばします。フィードバックを上げれば、いつまでも音が出続けます。
フィードバックを高めていくと、より長いリピートとなり、最後はエフェクトが自己発振のブラックホールへと引き込まれていきます。発振する直前“事象の地平線”付近に設定すれば、リバーブのようなレゾナンスを持ち、ゆっくりと鼓動するモジュレーションの世界を見ることができます。
一部のアナログディレイはまるで断線しかけた電話回線のような音になることもありますが、WARP DRIVEはデジタルディレイとは明確に違う、アナログディレイならではの音色であり、同時にクリアなリピート、高いヘッドルームを実現しています。
WARP機能は、ディレイにモジュレーションをかけることができます。これはプレイで制御することができます。軽く設定するとギターのトレモロアームや古くなったテープのような軽いピッチベンドとなり、中くらいに設定するとピッチを変えた音をミックスするような使い方ができます。そして最大にすると大宇宙を航行する気分になるでしょう。
さらにFEEDBACKとTIMEはどちらもエクスプレッションペダルで制御することができます。TIMEは100kΩ、FEEDBACKは10kΩのエクスプレッションペダルを推奨します。
●スペック
ディレイタイム:30-900ms
インプットインピーダンス:470kΩ
アウトプットインピーダンス:1kΩ
EXPインプット:TRSステレオ端子(T=in、R=5v、S=GND)
電源:センターマイナスDC9Vアダプター(2.1mmバレルタイプ)、55mA
スイッチ:トゥルーバイパス
サイズ:11.9×9.4×5.6cm
【RPS Effects】
RPS Effectsはペンシルバニア州ピッツバーグにてエフェクターを制作しています。
2009年からエフェクターの制作をはじめたRyan Sarverは、冒険的なエフェクターを数多く制作し、2018年にRPS Effectsを立ち上げました。
様々な状況で使用できる堅牢なエフェクターを制作しています。
エフェクターは芸術と科学がぶつかる世界です。常に楽器を作っているということを忘れず、エキサイティングなエフェクターを開発しています。