種類:オーバードライブ
アダプター:9-12Vセンターマイナス
電池駆動:-
コントロール:LEVEL、GAIN、STG、TREBLE、MIDDLE、BASS、HPF
Shift Line / Stages
シフトライン / ステージズ
Shift Line Stagesは、優れたダイナミックレンジと広く深く音色をコントロールするトーンシェイピングを備えたオーバードライブです。演奏表現に丁寧に応答し、優れた音色のバランスを持つペダルです。
Stagesは、クラシックなオーバードライブに手を加えたものではなく、また“Amp in a Box”でもありません。真空管とトランジスタの長所を組み合わせ、倍音豊かなサウンドと優れたダイナミックレスポンスを実現するオーバードライブです。
柔軟に調整ができるEQセクションと選択可能なゲインステージ数によりサウンドを思い通りに作ることができます。特にゲインレンジが広く、クリーンブーストから分厚いハードオーバードライブまでカバーします。
このペダルはハイゲインモンスターではありませんが、様々な他の歪みペダルやアンプと組み合わせることで更に広い音色を実現します。
●特徴
・オールアナログシグナルパス
・内部で±18V駆動とし、最高峰のダイナミックレスポンスを実現
・クリーンブーストから分厚いオーバードライブまでの広いゲインレンジ
・音色を丁寧にコントロールできる3バンドEQ
・ゲインステージ数の切り替えとハイパスフィルターを搭載
・コンパクト筐体とトップマウントジャックでボードのスペースを節約
●コントロール
・STG:ゲインステージ数を選択します。サウンドに最も大きな影響を与えます。
上:最大ゲインステージ数となり、高く飽和したシグナルです。
中央:ゲインステージが1つ少なくなり、フィルタリング特性が異なります。よりオープンなトーンとなります。
下:ゲインステージが最も少なくなり、高周波歪みが少なく、ダイナミックレスポンスが最も高くなります。
・GAIN:歪みの強さやインプットシグナルの増幅をコントロールします。STGスイッチによってゲインレベルが異なります。GAINノブは最後の10%で強くゲインがブーストされます。
・LEVEL:全体の音量を調整します。最大36Vpp (+24dBu)に達するシグナルを出力します。最初はLEVELを低くして設定してください。
・HPF:このスイッチは増幅回路内の低域の量を切り替えます。
上:最小限のローカットとなり、ペダルは25~16000Hzをカバーします。
中央:最大のローカットとなります。400Hzに設定されたマイルドなフィルターは中域と高域の倍音をブーストします。
下:中程度のローカットです。200Hzに設定されたフィルターで中域の偶数倍音が強調されます。クラシックオーバードライブ向けのトーンです。
フィルタリングは倍音成分の強いゲインステージの前で行われます。そのため、実際の出力でのローカットはHPFの数値より小さくなります。ダウンチューニングや多弦ギターでも機能します。
・TREBLE/MIDDLE/BASS
3バンドイコライザーセクションです。
BASS:80Hzを中心に13dBの範囲で調整します。
MIDDLE:600~800Hzの範囲をマイルドに調整します。
TREBLE:10kHzに設定され、11dBの範囲で調整できるマイルドなシェルビングEQです。
MIDDLEとTREBLEの効果範囲が広いため、2つのノブは互いに影響を受けます。
●スペック
IN:モノラルアンバランスフォン端子/500kΩ
OUT:モノラルアンバランスフォン端子/100Ω
DC IN:センターマイナスDC9V/180mAまたはDC12V/140mAを接続します。どちらを接続しても内部で±18Vに昇圧されます。電力が十分でない場合、電源が入らないことがあります。
サイズ:108×68×55mm
重量:310g
【Shift Line】
Shift Lineは音楽に熱狂し、音楽を愛する者がチームとなって構成されています。音楽を様々な形で表現するために、エフェクターを制作しています。
ロシア、サンクトペテルブルクのダウンタウンで様々な実験と研究を繰り返し、多くのエフェクターを制作しています。
音だけでなくデザインにも独自のこだわりを持ち、手作業でストンプボックスを制作しています。