種類:ファズ
アダプター:9Vセンターマイナス
電池駆動:9V電池
コントロール:VOLUME、BIAS、VOICE、FUZZ、HB/SC
Skreddy Pedals / 1966 MODERNIZED
スクレディペダルズ / ナインティシクスティシックスモダナイズド
Skreddy Pedals 1966 MODERNIZEDは、ヘンドリクスによって最も有名になった、第1世代の魅力的なファズトーンを目指して作られたファズペダルです。ギターのボリュームコントロールで様々なファズの表情をコントロールできます。フルボリュームでは飽和したスラッジなファズトーンとなり、ボリュームを下げればオーバードライブサウンドになります。
1966 MODERNIZEDはシリコントランジスタで作られた安定したファズペダルですが、ゲルマニウムトランジスタ特有のファズトーンを再現するローゲインユニットを使用しています。
4つのノブとスイッチにより60年代から70年代初頭の様々なファズトーンを再現することができ、さらに初期のファズペダルでは扱いにくかった問題(ノイズ、トーンコントロール、インピーダンス)を改善しました。まさに1966年のトーンを今のモダンな使い方で使うことができるペダルです。
コントロールノブにより、滑らかで飽和したファズから明瞭なファズまでをカバーします。BIASノブは12時位置でクラシックなレスポンスとなるよう調整されていて、さらにハード、またはソフトなサウンドを作ることができます。
もちろん最もスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで動作します。
HB/SCスイッチにより、ハムバッカーとシングルコイルのインピーダンスにマッチングさせることができ、他のエフェクターを組み合わせるときにもインピーダンスを選択できます。
温度変化に対して安定していますが、同時にゲルマニウムトランジスタ同等の応答性を備えています。
●コントロール
・VOLUME:音量を調整します。多くのクラシックファズでは音量が小さいことがありますが、より高い音量設定を可能としています。12時付近でユニティゲインとなります。
・BIAS:飽和したローファイサウンドからクリアでラウドなトーンまでコントロールします。ミッドレンジを中心に調整されます。12時位置でクラシックなトーンとなります。
・VOICE:クラシックファズのレコードで聞くことのできる高次倍音を強調した、ブライトなトーンから滑らかでシロップのようなファズトーンまで音色をコントロールします。Skreddy Pedalsでは、ギターのトーンは全開にして、VOICEノブで音色を調整します。
・FUZZ:ファズの歪みを調整します。このスタイルのファズペダルでは、ノブは最大かほんの少し下げたあたりがスウィートスポットになります。そこからノブを下げると少しダークなトーンになります。
・HB/SCインプットインピーダンスを切り替えます。HBモードではハムバッカーピックアップのパワーでゲートアタックを起こすことを防ぐためにインプットに抵抗を加えます。このモードは他のエフェクトと組み合わせる際にも有効です。例えばシングルコイルのギターでもワウとファズを組み合わせる際などにはHBモードの方が良い結果となることがあります。
●電源
1966 MODERNIZEDはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプター、または9V電池で駆動します。
【Skreddy Pedals】
Skreddy Pedalsは、カリフォルニアで長年エフェクターを製作しています。
ビルダーを務めるMarc Ahlfsの、非常に高い各パーツへのこだわりと、その結果による素晴らしいサウンドは世界中から評価され、今では世界を代表するハイクオリティなエフェクターブランドの1つとして知られています。
世界中のプレイヤーが渇望するそのエフェクトペダルはあまりの人気で、オーダー後数ヶ月待ちという状態が続くこともあり、またレアなパーツを大量に使用するため、パーツの入手状況によって細かなモデルチェンジを繰り返すこともありますが、それでも、常に最良かつ最高の音にこだわり続けるSkreddy Pedalsの姿勢と、そうして作られたエフェクトは、多くのプレイヤーを虜にしてきました。一度味わうと忘れられない、感動的なサウンドこそがskreddy Pedalsの神髄なのです。