Wren and Cuff Belden Blue Cable S/Sプラグ
レナンドカフクリエイションズ ベルデンブルーケーブル
Wren and Cuff Belden Blue Cableは、Belden 8412デュアルコンダクタケーブルだけを使用し、耐摩耗性のTechflexスリーブとプレミアムラバージャケット、ラバーの絶縁体、および綿編組シールドを組み込んだケーブルです。8412をギターケーブルとして使用できるよう耐久性を高めています。
Belden 8412ケーブル。70年以上、その構造を変えずに製造され続ける伝説のケーブルです。ラバーのみの絶縁体とジャケットを組み込んだマイクロフォンケーブルは今でも作られ続けています。今では数少ない、アメリカ製ケーブルです。
8412をギターケーブルで。独特の質感を持つレスポンスとフィールが特徴です。
この頑丈なケーブルに、Wren and CuffではノイトリックNP2X-Bプラグを取り付けました。このプラグはフルメタルボディのプロフェッショナルプラグです。多くのコピー品もありますが、本物のNP2X-Bの持つ質感は全くの別物。実際にこのプラグに触れればその高い品質が理解できます。
NP2X-Bプラグのエクストラストレインリリーフはケーブルの“引っ張り”や“押し込み”に対して圧倒的な抵抗を示し、ケーブルをがっしりと固定して守ります。
Wren and Cuffが細部までこだわることはよく知られていると思いますが、このケーブルでも同様です。Belden Blue Cableは全て手作業で制作しなければなりません。Wren and CuffのMattはエフェクトビルダーとしてケーブルの制作も出来ますが、真のケーブル職人の手によるケーブルを求めていました。
そして、4000以上のケーブル制作を行い、名はそれほど知られていませんが、フリークが真のマスターケーブルメーカーと認めるTight Squeeze Cablesのケヴィン・シャノンにコンタクトを取りました。
ケヴィンの作るケーブルの品質は圧巻で、芸術的とすら言えます。ケーブルのトーンに於いて、この職人的な感覚は重要な要素となります。
Belden Blue Cableのトーンは、まさに純粋なヴィンテージケーブルです。トップエンドを軽くカットし、音色を少しだけ丸くしますが、残りの帯域は透明で太く強いトーンです。マッスルでリッチ、フルなトーンのケーブルです。
Belden 8412が初めてマイクケーブルとして使用されたのは1940年代半ばごろです。一般のギターケーブルと違い、コンダクターが2つあります。このケーブルをギターで使用するため、2つのコンダクタをねじり合わせ、1コンダクターケーブルとしてモディファイしています。これはプラグへの接続強度も高まります。
かつて、ギターテックはこの8412ケーブルをバルクで持ち歩いていました。そしてステージでマイクケーブルが必要となればマイクケーブルを、ギターケーブルが必要となればコンダクターを接続してギターケーブルを制作したのです。だからこそ、8412は本物のヴィンテージトーンが出せるのです。
新品のケーブルは少し硬いと感じるかもしれませんが、使い続けるうちに柔らかくなります。トーンは時間を経るにつれ暖かでまろやかになります。ある日、別のケーブルを使った時、いつもと違うトーンを聞いて
Belden Blue Cableの良さを理解していただけると信じています。
【Wren and Cuff】
Wren and Cuffは、カリフォルニアの小さなエフェクターカンパニーです。 2006年からハンドメイドギターとベースエフェクターの制作をはじめました。 今、Wren and Cuffは主にヴィンテージサウンドの完全な再現と、新しいサウンドの探求を主としたペダルを制作しています。 そのサウンドは世界中のミュージシャンに支持され、今もどこかで音が鳴らされています!
関連タグ
- Choosing a selection results in a full page refresh.
- Opens in a new window.