BJFE / Pine Green Compressor
ビージェイエフイー / パイングリーンコンプレッサー
BJFE Pine Green Compressor(PGC)は、ワイドバンドでローディストーションのナチュラルなコンプレッションペダルとして、2002年12月4日にリリースされました。BJFは、もともとビートルズの楽曲をプレイするためにPGCを開発しました。PGCはオリジナル設計です。ビートルズの楽曲はほとんど、アビーロードスタジオのRS-124コンプレッサー(Altec 436BをEMIがモディファイしたもの)を用いて、強いコンプレッションがかけられています。BJFは自分のために、ビートルズの音が出るコンプレッサーを制作したのです。この時のペダルは2コントロールでしたが、後にBodyノブを追加した3コントロールとされ、それが現在の形となっています。
初期のモデルはPale Green Compressorと名付けられ、ニトロセルロースラッカーフィニッシュのグリーンカラーで彩られたペダルでしたが、2004年にカラーがより明るくなり、Pine Green Compressorと改められました。
PGCはエレキギターやエレクトリックアコースティックギターとギターアンプに最適なコンプレッサーペダルです。アンプはクリーンから軽い歪までで使用されることを前提としています。
アタックを制限し、サステインを伸ばすことで音色を均一化します。コンプレッサーは特にレコーディングやライブで効果的なエフェクトです。アコースティックギターやスティールギターへの効果は絶大で、レベルをほとんど変えること無く、スムースなプレイを実現します。
エレキギターに於いて最高のコンプレッサーとは、ONにしている間は気づかず、OFFにすると欲しくてたまらなくなるものだとよく言われます。また、あえてコンプレッサーエフェクトをかけていることが分かるように強く設定しても効果的です。
コンプレスされたトーンは、アタック部は“チョップ”キャラクターによって強調されます。シグナルの弱い部分は増幅され、シグナル全体のトレブルが強くなります。
これにより、一般的なコンプレッサーはトレブルをカットしてノイズを減らすように作られています。しかし、PGCではこの手法を用いていません。特にギターでは様々なエフェクトが接続される中で、どんなシチュエーションでも効果的なフィルタリングは不可能だからです。
代わりに、PGCでは電波干渉などが起こりうる範囲からの保護など、必要最低限の部分を除き、フィルタリングを行っていません。ノーフィルターであってもローノイズ、かつトレブルのバランスを実現するため、高品質なパーツを用い、またBJFEならではの設計としています。
PGCの設計における重要なポイントは下記のとおりです。これらを全て満たしているのがPGCです。
・ファストアタック・スローリリースであること。最も多くのギタリストが設定するセッティングです。レスポンスは使用パーツにより最適化します。
・ワイドレンジコンプレッション。軽いトランジェントリミッティングからエンドレスサステインのマッシヴなコンプレッションにまで対応
・トレブルロスをしないこと。ペダルの随所で、出来る限りサウンドを維持し、ノイズを出さない工夫が散りばめられています。
・低歪みであり、同時にオーバーロード時のキャラクターが良い音であること。
・高耐久性のデザインであること。
・バッテリーモニターを内蔵。低電圧時にLEDが暗くなります。
・消費電流を抑え、電池駆動時間を長くすること。
・セキュリティ。安心して使えるペダルであること、
・ブーストキャパシティ。ローコンプレッションセッティングであってもブースターとして使えるものであること。
・ナイスカラー。Pale Green。
・コンプリートバイパス。今では当たり前になりました。
・オリジナル回路であること。
COMPノブは、コンプレッションの強さとサステインを設定します。低いセッティングではほぼピークリミットで、高いセッティングではより強いコンプレッションと同時にタッチセンシティブレスポンスは低くなります。最大設定では強いコンプレッションと永遠に続くかのような長いサステインが加わりますが、音色の明瞭さは失われることがありません。このノブは10時あたりからセッティングを開始してみてください。エフェクトON/OFFでコンプレッサーがかかったかかかっていないか分からないくらいのセッティングが、最もダイナミックなフィールを得られます。
VolノブはエフェクトON/OFFでの音量のバランスを調整します。はじめは12時に設定し、そこから音色を調整します。
Bodyノブは最後に追加されたコントロールで、EQの調整を行います。様々なスタイルに合わせて調整できるコントロールで、特にコンプレッションを強くした際のバランス調整に最適です。このノブにより、ほんの少しトレブルをカットし、クラシックなギターコンプレッサーのような音色を作ることもできます。
PGCはハイインピーダンスで出力の高すぎないピックアップに合わせて設計されています。低出力のパッシブピックアップを用いれば、ギターのVolumeコントロールを効果的に用いることができます。
アウトプットはギターアンプや多くのエフェクター、テープエコーに合わせた、最大約10Kの値に設定されています。
PGCは6F22 9Vバッテリー、またはスタンダードな2.1mmバレルタイプのセンターマイナスDC9Vアダプターで動作します。消費電流は約4.5mA(エフェクトOFF時は3.5mA)です。供給電圧が7Vまで下がると音色がこもり、あたLEDも暗くなります。その時は電池を交換するか、接続しているアダプターを確認してみてください。
Z in at 1kHz: app. 470K
Max load: app. 10K
Max output: 1V RMS
Max current consumption: 5 mA at 10V
Upper freq.-3dB: app. 20KHz
Max gain at 1KHz: app. 40dB
Max inputsignal: 1,2V peak
Supply Voltagerange: 7-12V
【BJFE】
今や伝説のエフェクトビルダー、Bjorn Juhlの制作するエフェクトは、そのサウンドから多くのプレイヤーを驚かせてきました。
独自の回路から生み出されるそのサウンドはそれまでのエフェクターの概念を覆し、世界中から今も高く支持され続けています。
ビージェイエフイー / パイングリーンコンプレッサー
BJFE Pine Green Compressor(PGC)は、ワイドバンドでローディストーションのナチュラルなコンプレッションペダルとして、2002年12月4日にリリースされました。BJFは、もともとビートルズの楽曲をプレイするためにPGCを開発しました。PGCはオリジナル設計です。ビートルズの楽曲はほとんど、アビーロードスタジオのRS-124コンプレッサー(Altec 436BをEMIがモディファイしたもの)を用いて、強いコンプレッションがかけられています。BJFは自分のために、ビートルズの音が出るコンプレッサーを制作したのです。この時のペダルは2コントロールでしたが、後にBodyノブを追加した3コントロールとされ、それが現在の形となっています。
初期のモデルはPale Green Compressorと名付けられ、ニトロセルロースラッカーフィニッシュのグリーンカラーで彩られたペダルでしたが、2004年にカラーがより明るくなり、Pine Green Compressorと改められました。
PGCはエレキギターやエレクトリックアコースティックギターとギターアンプに最適なコンプレッサーペダルです。アンプはクリーンから軽い歪までで使用されることを前提としています。
アタックを制限し、サステインを伸ばすことで音色を均一化します。コンプレッサーは特にレコーディングやライブで効果的なエフェクトです。アコースティックギターやスティールギターへの効果は絶大で、レベルをほとんど変えること無く、スムースなプレイを実現します。
エレキギターに於いて最高のコンプレッサーとは、ONにしている間は気づかず、OFFにすると欲しくてたまらなくなるものだとよく言われます。また、あえてコンプレッサーエフェクトをかけていることが分かるように強く設定しても効果的です。
コンプレスされたトーンは、アタック部は“チョップ”キャラクターによって強調されます。シグナルの弱い部分は増幅され、シグナル全体のトレブルが強くなります。
これにより、一般的なコンプレッサーはトレブルをカットしてノイズを減らすように作られています。しかし、PGCではこの手法を用いていません。特にギターでは様々なエフェクトが接続される中で、どんなシチュエーションでも効果的なフィルタリングは不可能だからです。
代わりに、PGCでは電波干渉などが起こりうる範囲からの保護など、必要最低限の部分を除き、フィルタリングを行っていません。ノーフィルターであってもローノイズ、かつトレブルのバランスを実現するため、高品質なパーツを用い、またBJFEならではの設計としています。
PGCの設計における重要なポイントは下記のとおりです。これらを全て満たしているのがPGCです。
・ファストアタック・スローリリースであること。最も多くのギタリストが設定するセッティングです。レスポンスは使用パーツにより最適化します。
・ワイドレンジコンプレッション。軽いトランジェントリミッティングからエンドレスサステインのマッシヴなコンプレッションにまで対応
・トレブルロスをしないこと。ペダルの随所で、出来る限りサウンドを維持し、ノイズを出さない工夫が散りばめられています。
・低歪みであり、同時にオーバーロード時のキャラクターが良い音であること。
・高耐久性のデザインであること。
・バッテリーモニターを内蔵。低電圧時にLEDが暗くなります。
・消費電流を抑え、電池駆動時間を長くすること。
・セキュリティ。安心して使えるペダルであること、
・ブーストキャパシティ。ローコンプレッションセッティングであってもブースターとして使えるものであること。
・ナイスカラー。Pale Green。
・コンプリートバイパス。今では当たり前になりました。
・オリジナル回路であること。
COMPノブは、コンプレッションの強さとサステインを設定します。低いセッティングではほぼピークリミットで、高いセッティングではより強いコンプレッションと同時にタッチセンシティブレスポンスは低くなります。最大設定では強いコンプレッションと永遠に続くかのような長いサステインが加わりますが、音色の明瞭さは失われることがありません。このノブは10時あたりからセッティングを開始してみてください。エフェクトON/OFFでコンプレッサーがかかったかかかっていないか分からないくらいのセッティングが、最もダイナミックなフィールを得られます。
VolノブはエフェクトON/OFFでの音量のバランスを調整します。はじめは12時に設定し、そこから音色を調整します。
Bodyノブは最後に追加されたコントロールで、EQの調整を行います。様々なスタイルに合わせて調整できるコントロールで、特にコンプレッションを強くした際のバランス調整に最適です。このノブにより、ほんの少しトレブルをカットし、クラシックなギターコンプレッサーのような音色を作ることもできます。
PGCはハイインピーダンスで出力の高すぎないピックアップに合わせて設計されています。低出力のパッシブピックアップを用いれば、ギターのVolumeコントロールを効果的に用いることができます。
アウトプットはギターアンプや多くのエフェクター、テープエコーに合わせた、最大約10Kの値に設定されています。
PGCは6F22 9Vバッテリー、またはスタンダードな2.1mmバレルタイプのセンターマイナスDC9Vアダプターで動作します。消費電流は約4.5mA(エフェクトOFF時は3.5mA)です。供給電圧が7Vまで下がると音色がこもり、あたLEDも暗くなります。その時は電池を交換するか、接続しているアダプターを確認してみてください。
Z in at 1kHz: app. 470K
Max load: app. 10K
Max output: 1V RMS
Max current consumption: 5 mA at 10V
Upper freq.-3dB: app. 20KHz
Max gain at 1KHz: app. 40dB
Max inputsignal: 1,2V peak
Supply Voltagerange: 7-12V
【BJFE】
今や伝説のエフェクトビルダー、Bjorn Juhlの制作するエフェクトは、そのサウンドから多くのプレイヤーを驚かせてきました。
独自の回路から生み出されるそのサウンドはそれまでのエフェクターの概念を覆し、世界中から今も高く支持され続けています。