Horrothia / TEETH
ホロジア / ティース
種類:オーバードライブ
アダプター:9Vセンターマイナス
電池駆動:-
コントロール:GAIN STAGE、CLIPPING、SATURATION、VOLUME、BREATH
Horrothia TEETHは、9トランジスタを使用したアナログディスクリートローゲインオーバードライブです。
“最高のクリーントーン”を作るために、TEETHは必要な進化でした。“アンプ直”のクリーントーンは、小さなステージや自宅でのプレイに適した音量では、音が鈍いものでした。
それを解消するためにオーバードライブをかけると、ゲインを最小にしても“クランチ”が加わりすぎます。
完全なクリーンに、ほんの僅かな“グリット”をブレンドした、極上の“クリーントーン”。そのトーンを作るためのローゲインプリアンプ・オーバードライブペダルです。
TEETHはクラシックなピックアップをブライトにしたり、シグナルチェーンにカラーを加えたり、オーバードライブペダルとして使うことができます。
TEETHには2つの側面があります。透明なドライサイドと、“歪むか歪まないかの境界”のウェットサイドです。これらはSATURATIONノブでミックスされます。反時計回り最小ではクリーン、時計回り最大ではほぼオーバードライブとなります。ゲインコントロールも兼ねていて、ブレンドとゲインを同時に調整することができます。
GAIN STAGEノブは、より高く広い範囲でゲインコントロールを行います。GAIN STAGEとSATURATIONでクリーンとドライブのバランスを自在に調整できます。
CLIPPINGコントロールはオーバードライブのクリッピング形状をソフトなコンプレッションからハードなドライブトーンまで調整します。
BREATHスイッチはブーストサイドのアッパーミッド周波数に“風通しの良さ”を加えます。
TEETHはICのOpampを使用せず、トランジスタを使ってディスクリートOpampを2つ構成し、明瞭な最高峰の音色を実現しています。
●各部の役割
DC Input:センターマイナスDC9Vアダプターを接続します。10V以上のアダプターは絶対に接続しないでください。
INSTRUMENT:ギター、シンセ、テルミン等の楽器を接続します。
AMPLIFIER:アンプに接続します。
ENGAGE LED:エフェクトON/OFFを示します。
フットスイッチ:エフェクトON/OFFを切り替えます。バイパス時はリレーバイパスとなります。
●スペック
インプットインピーダンス:1MΩ
アウトプットインピーダンス:~1kΩ
電源:センターマイナスDC9V
消費電流:55mA
【Horrothia】
Horrothiaは、英国コーンウォール州ファルマスを拠点に、様々なエフェクターを制作しています。Tom Oakesは、スタジオレコーディングエンジニアや世界中の劇場のプロダクションサウンドエンジニアとして、またサウンドデザイナー・オペレーターのためのカスタムオーディオボックスの開発者としての経験を積み、Horrothiaを始めました。
2000年代のはじめ、大学のエレクトロニクスの授業を受けたことをきっかけに、Tomはエフェクターの制作を始めました。卒業制作ではエクスプレッションペダルで上下するラックアナログオクターバーでした。
その頃からペダルの制作を続け、新しいテクニックやデジタル要素を加えたり、新しいサウンドや機器からのインスピレーションを受け、Horrothiaならではのペダルを開発しています。