Horrothia / TRIAGE
ホロジア / トリアージ
種類:オーバードライブ
アダプター:9-18Vセンターマイナス
電池駆動:-
コントロール:GAIN、HF BALANCE、OUTPUT、MID PEAK、Clean Level
Horrothia TRIAGEは、オールトランジスタのディスクリートオーバードライブ・プリアンプペダルです。Horrothiaオリジナル設計です。
TRIAGEは、クリーンから歪み始める境界にこだわったTEETHのDNAから生まれたペダルです。
インプット部にJFETプリアンプがあり、トランジスタを使用したディスクリートOpampのオーバードライブステージへと続きます。チップICはないディスクリート設計です。
オーバードライブステージにはMID PEAKスイッチあり、ボイシングを切り替えます。MID PEAKをOFFにすると全帯域でブーストとなり、ONにするとミッドレンジが強調されます。強調される帯域はゲインによっても異なり、最小ゲインでは10kHz付近、最大ゲインでは1kHz付近が強調されます。
HF BALANCEコントロールは750Hz以上の高周波のカット・ブーストです。これはアンサンブル内でのギターの立ち位置を調整したりミックスでギターの調整をする際に最適です。
さらに、内部にはClean Levelトリムポットがあります。これはJFETプリアンプの直後に位置しており、オーバードライブステージに送られるシグナルレベルを調整します。高くするとより歪みが強くなります。
●各部の役割
9-18VDC:センターマイナスDC9-18Vアダプターを接続します。100mA以上のアダプターを使用してください。
INPUT:ギター等の楽器を接続します。
AMPLIFIER:アンプに接続します。
ENGAGE LED:エフェクトON/OFFを示します。
フットスイッチ:エフェクトON/OFFを切り替えます。バイパス時はリレーバイパスとなります。
●スペック
インプットインピーダンス:1MΩ
アウトプットインピーダンス:~1kΩ
電源:センターマイナスDC9-18V
消費電流:100mA
サイズ(WxDxH):94 x 125 x 51mm (突起含む)
重量:393g
【Horrothia】
Horrothiaは、英国コーンウォール州ファルマスを拠点に、様々なエフェクターを制作しています。Tom Oakesは、スタジオレコーディングエンジニアや世界中の劇場のプロダクションサウンドエンジニアとして、またサウンドデザイナー・オペレーターのためのカスタムオーディオボックスの開発者としての経験を積み、Horrothiaを始めました。
2000年代のはじめ、大学のエレクトロニクスの授業を受けたことをきっかけに、Tomはエフェクターの制作を始めました。卒業制作ではエクスプレッションペダルで上下するラックアナログオクターバーでした。
その頃からペダルの制作を続け、新しいテクニックやデジタル要素を加えたり、新しいサウンドや機器からのインスピレーションを受け、Horrothiaならではのペダルを開発しています。